PRESS RELEASE

2021年5月17日

株式会社富士通ゼネラル

21-N01-08

身に着ける冷却加熱装置「Cómodo gear™ i2(注1)

2021年度モデル、夏本番に向けて予約受付開始予定

当社は、身に着けることで体を効率的に冷却および加熱するウェアラブル装置(注2)の新モデル「Cómodo gear i2(コモドギア アイツー)」の提供を、6月上旬より順次開始します。専用のECサイトは準備が整い次第、当社HPにてご案内します。また、5月18日~10月31日に体験型ストア「b8ta Tokyo – Yurakucho」にCómodo gear i2を出品します。

Cómodo gearは、高気温と低気温の環境下での冷却および加熱効果と、使用者の機動性を両立する製品です。2020年度(提供開始初年度)の国内企業を対象としたテスト販売を経て、今年度より国内企業向けに提供を本格的に開始します。

昨夏には、警備業や建設業、工場といった炎天下や空調が行き届かない環境で作業を行う業種の方々を中心に、多くの反響をいただきました。Cómodo gear i2は、昨年寄せられたご意見やご要望を開発に取り入れ、ネック部のフィット性改善や装着のしやすさ、性能向上を図りました。

なお、Cómodo gearは、WINヒューマン・レコーダー(株)のウェアコン® 技術をベースに、当社の新たな価値創造のための社内イノベーション組織BIG(注3)が開発を進め、共同で製品化しました。

【Cómodo gear i2 の特長】

1. サイズ展開とアジャスト機能を追加

ネック部はL サイズに加え、より首回りが小さめのSサイズをラインアップしました。さらに、前部に追加されたマグネットバンドにより首回りに合わせて調整が可能です。

2. 装着時に感じる重量感を軽減

ネック部を、前年度モデルより15g軽量化しました。また、バッテリー部とラジエーター部を分割し、腰の左右などに分けて装着することが可能となりました。これにより、装着時に感じる重量感を分散することができます。

3. その他の特長

・ 冷却および加熱効果の向上(冷却プレートの大型化、曲面加工や素材変更による首へのフィット性向上)

・ 各部の小型化

【例】ネック部最大外形寸法の比較(前年度モデルとの寸法差)

Cómodo gear i2: 高さ56mm(マイナス14mm)×横幅143mm(マイナス7mm)×奥行き162mm(プラス12mm)

・ 冷/暖選択、High/Lowの温度調整、ゆらぎ機能(冷却時)(注4)

「iF デザインアワード2021」を受賞

世界三大デザイン賞の一つである「iF デザインアワード2021」(プロダクト部門)を受賞しました。同賞は美しさや機能性、革新性など様々な評価基準に基づき審査され、優れたデザインの証として世界で最も認知されています。なお、2020年度モデルも同賞を受賞しました。

Cómodo gear i2(全体イメージ)、Cómodo gear i2(ネック部)

注釈

注1:
「i」はイノベーション、「2」は第2世代を意味しています。
注2:
本製品は熱中症を予防するための医療機器ではありません。
注3:
Being Innovative Groupの略称
注4:
冷却プレートの温度を変化させることで、長時間の使用でも心地よさを感じることができます。

拡大画像

Cómodo gear i2(ネック部)(JPG: 746KB)

Cómodo gear i2(全体イメージ)(JPG: 943KB)