PRESS RELEASE

2018年12月4日

株式会社富士通ゼネラル

18-N04-22

無線LANアダプター内蔵AIエアコン「ノクリア®」Xシリーズ発売

運転データの蓄積・学習を繰り返し、それぞれの家庭に合わせて成長するAIを搭載

当社はAIを活用し、それぞれの家庭に合わせた快適さを実現する無線LANアダプター内蔵エアコン「nocria(ノクリア)」Xシリーズ (以下、Xシリーズ ) を2019年1月下旬より順次発売します。

Xシリーズは、普段の運転中に部屋の暖まりやすさ・冷えやすさをAIが学習します。さらに気象データをもとに翌朝の冷え込みが厳しいときや熱帯夜になりそうなときに、起床時刻や帰宅時刻に快適な室温となるタイマー予約の提案をスマートフォンに通知します。予約を承諾・設定すると、AIで学習した部屋の特徴に合わせ、指定した時間に設定温度になるように運転開始時間を判断、ムダを抑えた快適な室温が実現します。

また、運転中にちょっと暑い、寒いなどと感じて温度を変える操作も学習します。学習後、室内温湿度や人の活動量などが似た状況になると、あらかじめ設定温度を変更して、気づかないうちに快適な空間を実現します。

さらに、リモコンを一新し、画面の上で手を左右に振るだけで運転のオン・オフを可能としました。このため、リモコン本体はテーブルなどへの据え置きタイプとし、細かな操作は画面にタッチする方式としています。室内機との通信には業界初(注1)となるBluetooth®方式を採用していますので、部屋のどこに置いても操作内容や室内温湿度などの情報を高い安定性で送受信できます。

カビ菌や細菌を洗浄するだけでなく除去まで可能とした当社独自(注2)の「熱交換器加熱除菌(注3)」と、部屋全体を快適な温度にする当社独自(注4)の気流制御「デュアルブラスター®」も搭載しています。

XシリーズのAIは、当社が蓄積したエアコンに関するデータと、株式会社富士通研究所が30年以上研究している人工知能の技術を融合して開発しました。さらに学習・予測制御の役割を富士通株式会社のAI技術である「FUJITSU Human Centric AI Zinrai」とXシリーズで分担・連携させることにより、高精度かつ高速レスポンスなAIとしています。

当社は独自機能の開発とともに、AI、IoT技術も積極的に活用し、より快適性の高いエアコンを追求していきます。

【主な特長】

1. 「ノクリア」Xシリーズと「Zinrai」の連携による独自のAI機能

2. 手で触れずに運転オン・オフができる新形態リモコンとラウンドフォルム室内機

3. 当社独自の清潔・快適機能「熱交換器加熱除菌」と「デュアルブラスター」

「ノクリア」Xシリーズ:室内機(左)とリモコン(表示部/本体)

注釈

注1:
国内家庭用エアコンにおいて。2018年12月4日発表。(当社調べ)
注2:
熱交換器に付着した水分を55℃以上に加熱することで、除菌を行う方式について。2018年12月4日現在。(当社調べ)
注3:
AS-X22Jにおいて。[試験方法]外気27℃、湿度78%の試験室(約6畳)において。加熱除菌運転前と後の比較。10分間でカビ菌、細菌99%以上の減少を確認。(カビ菌一種、細菌一種で評価)
注4:
家庭用エアコンにおいて。複数のファンを使用し同時に温度調整された気流と室温気流で空調。2018年12月4日現在。(当社調べ)

拡大画像

室内機画像(JPG: 1,020KB)

リモコン画像(JPG: 755KB)


※ 「nocria」は株式会社富士通ゼネラルの世界的な商標です。

※ 「ノクリア」「デュアルブラスター」は、株式会社富士通ゼネラルの登録商標または商標です。